近年、DIYブームの影響で「水回りリフォームも自分でやってみたい」と考える方が増えています。確かに簡単な作業なら自分で行うことも可能ですが、水回り工事には多くの危険が潜んでいます。
 
名古屋市を中心に水回りリフォームを手がける株式会社ワタナベ工務店では、これまで数多くの施工を行ってきました。今回は、絶対にプロに依頼すべき水回りリフォーム工事のポイントを、実際の事例を交えながら詳しく解説いたします。

水回りDIYが危険な理由とは

水回りリフォームをDIYで行うことの最大のリスクは、水漏れによる建物への甚大な被害です。特に名古屋市のような都市部では、マンションやアパートでの水漏れは階下への被害も発生し、数百万円の損害賠償に発展するケースもあります。

DIY失敗によるよくある被害例

プロに依頼すべき水回りリフォーム工事7つのポイント

1. 給水・給湯配管工事

給水管や給湯管の接続・交換工事は、最も専門性が要求される作業の一つです。配管材質の選定から接続方法、水圧計算まで、多くの専門知識が必要となります。

2. 排水管工事・勾配調整

排水管工事で最も重要なのは適切な勾配の確保です。勾配が緩すぎると汚水が流れず、急すぎると水だけが先に流れて固形物が残ってしまいます。この調整には長年の経験と技術が必要です。

また、排水管の材質選定も重要なポイントです。塩化ビニル管、鋳鉄管、ステンレス管など、設置場所や用途によって最適な材質が異なり、間違った選択は短期間での劣化や詰まりの原因となります。

3. ガス配管工事

ガス配管工事は生命に関わる危険性があるため、絶対にDIYで行ってはいけない工事です。ガス漏れは爆発や一酸化炭素中毒など、深刻な事故につながる可能性があります。

4. 電気工事（コンセント・照明・換気扇）

水回りの電気工事は感電や漏電のリスクが高く、特に注意が必要です。浴室やキッチンなど水気の多い場所での電気工事には、防水対策や漏電遮断器の設置など、専門的な知識と技術が求められます。

電気工事士の資格なしに行える作業は、コンセントプラグの抜き差しや電球の交換など、極めて限定的です。配線工事やブレーカーの増設などは必ず有資格者に依頼しましょう。

5. 防水工事・シーリング処理

浴室やトイレの防水工事は、建物の構造を守る重要な工事です。防水層の施工不良は、壁内部への浸水や建物の腐食につながり、大規模な修繕が必要になることもあります。

6. 構造体の補強・解体工事

キッチンやユニットバスの交換では、既存設備の解体や新設備設置のための構造補強が必要になることがあります。これらの工事は建物の安全性に直結するため、建築士や施工管理技士などの専門家による判断が不可欠です。

特に名古屋市の古い住宅では、耐震性を考慮した補強工事が必要になるケースが多く、素人判断での解体は建物の倒壊リスクを高める危険性があります。

7. 法的手続き・許可申請

水回りリフォームでは、建築確認申請や各種許可が必要になることがあります。これらの手続きを怠ると、違法建築となるリスクがあり、将来的に売却時の障害となったり、保険適用外となったりする可能性があります。

プロに依頼するメリット

安心の保証制度

株式会社ワタナベ工務店では、施工した水回りリフォーム工事に対して充実した保証制度を設けています。万が一の不具合に対しても迅速に対応し、お客様に安心していただける体制を整えています。

コストパフォーマンスの良さ

一見するとDIYの方が安く感じられますが、専用工具の購入費用、失敗した際の修復費用、作業時間のコストを考慮すると、プロに依頼する方が結果的に経済的であることが多いのが現実です。

アフターフォローの充実

プロによる施工では、完工後のメンテナンス方法の指導や定期点検など、長期的なサポートを受けることができます。これにより、設備の寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

まとめ

水回りリフォームは、専門的な知識と技術、そして法的な手続きが必要な複雑な工事です。DIYで行うことのリスクは非常に高く、失敗した場合の被害は経済的にも時間的にも大きなものとなります。

名古屋市で水回りリフォームをご検討の際は、確実で安全な施工を行う株式会社ワタナベ工務店にお任せください。豊富な経験と確かな技術で、お客様の快適な住環境づくりをサポートいたします。